ビッグモーターや損保大手4社“カルテル”問題受け 金融庁が有識者会議開催 監督のあり方などを検討
ビッグモーターによる保険金不正請求問題や損保大手4社がカルテルを結んでいたとされる問題を受け、金融庁は26日、損保会社に対する監督のあり方などを検討する有識者会議を開きました。
井林内閣府副大臣「保険市場における顧客本位の業務運営の徹底、および健全な競争環境の実現といった観点から、制度・監督上における必要な対応を検討する」
有識者からは、「規制をかける形で体制整備をさせることが必要」「営業成績だけでなく、顧客本位のあり方が評価される仕組みに変更することが必要」など、厳しい声が相次ぎました。
金融庁は6月中の報告書のとりまとめを目指した上で、会議の報告次第では、法令の改正などにも繋げたいとしています。