「そごう・西武」米投資ファンドに売却決定 売却額は2000億円超える見通し
セブン&アイ・ホールディングスは、百貨店の「そごう・西武」をアメリカの投資ファンドに売却することを決めました。
セブン&アイは11日朝に開いた臨時の取締役会で、そごう・西武の全株式をアメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却することを決定しました。売却額は2000億円を超える見通しです。
フォートレスは家電量販店大手のヨドバシホールディングスと連携し、そごう・西武の再建策として主要店舗にヨドバシカメラの出店を検討しているということです。
セブン&アイ側は、およそ4500人の従業員の雇用と地方店を含む全10店舗の維持を希望していますが、ファンド側の判断が今後の焦点となります。