ヤフー コメント欄を一部“閉鎖” 誹謗中傷対策の厳格化進む
ヤフーがネット配信しているニュースのコメント欄のうち、一部が閉鎖されていることがわかりました。誹謗中傷対策の厳格化が進んでいます。
IT大手ヤフーは、メディアが提供する記事をネット上で配信していますが、このうち、「NEWSポストセブン」「週刊女性PRIME」「東スポWeb」が提供するエンタメ記事のコメント欄が閉鎖されました。
ヤフーは、誹謗中傷の多い記事については日頃から、AIを活用してコメント欄が自動的に非表示となるシステムを取っているほか、見出しと中身が違ういわゆる「釣り見出し」について、ニュースの提供元に改善を要求しても対応しない場合、契約を解除してきました。
今回、3誌のコメント欄がなくなった件について、ヤフーは「契約上のことなのでお答えできない」としています。
ネット記事へのコメントをめぐっては、ヤフーは「人権侵害や差別に当たる投稿は一切許容しない」として、対策を厳格化しています。