セブン＆アイ・ホールディングスは、子会社の総合スーパー、イトーヨーカ堂の株式を上場する検討を始めると発表しました。

セブン＆アイ･ＨＤ　井阪隆一社長「食品開発領域における協働体制の維持を前提にSST事業（スーパー事業）の株式公開化に向けた検討を開始いたします」

セブン＆アイの井阪社長は先ほど、創業時からの事業であるイトーヨーカ堂を含むスーパー事業の株式を上場し、分離・独立させることを検討すると明らかにしました。

スーパー事業の不振が続く中、主力のコンビニ事業に経営資源を集中させる考えです。ヨーカ堂が独立企業として資金調達や経営を行うことで「成長につなげられる」としています。

一方、ヨーカ堂の食品開発力などがセブンイレブンの優位につながっているとして、食品開発での協働は続ける方針です。