森友“改ざん”赤木さん妻が財務省に抗議文
いわゆる「森友問題」をめぐる財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した、近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻が、財務省に抗議文を提出しました。
赤木俊夫さんの妻・雅子さんが国に損害賠償を求めた訴訟で15日、国は赤木さんの自殺と改ざん作業との因果関係を認め、「認諾」の手続きをとって裁判を終結させました。
このことについて雅子さんは17日、財務省を訪れ、鈴木財務大臣に宛てた雅子さん直筆の抗議文を手渡しました。
赤木雅子さん「2日前に裁判の中で認諾という手続きをとられてしまって、不意打ちのような形で裁判が終わってしまいました。そのことに抗議しにきました」
また、雅子さんは「負けるつもりはない」と話し、今、一番知りたいことは、夫が亡くなった原因と改ざんを最初に指示したのは誰か、なぜやったのかだと訴えました。