日経平均607円安 米株安など受け続落
20日の東京株式市場で日経平均株価は2営業日続けて値を下げ、先週末の終値に比べて607円87銭安い、2万7937円81銭で取引を終えました。
先週末のアメリカ市場で株価が下げた流れで、20日朝の東京市場でも売り注文が優勢で始まりました。平均株価の下げ幅は次第に広がり、東京市場は、ほぼ全面安の展開となりました。
市場関係者からは「中国人民銀行(=中国の中央銀行)が予想外にも金利を引き下げたため、投資家の間で中国経済への懸念が広がり東京市場の株価の下げにもつながった」との指摘がありました。
また世界で感染が拡大するオミクロン株の影響も値下がりする要因となりました。
東証1部の売買代金は、概算で2兆4541億円。東証1部の売買高は、概算で11億4233万株。