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楽天グループ1~3月期決算 最終損益423億円の赤字も赤字幅は縮小

2024年5月14日 19:12
楽天グループ1~3月期決算 最終損益423億円の赤字も赤字幅は縮小

楽天グループが発表した今年1月から3月までの3か月間の決算は、最終損益が423億円の赤字となりました。

携帯電話事業で赤字が続いているものの、インターネットサービス事業や金融事業などは好調で、前の年の同じ時期の825億円から赤字幅は縮小しています。

携帯電話事業について、三木谷会長兼社長は契約数が伸びているとして、「我々のネットワークの品質と範囲に対する安心感が醸成できてきた」と強調しました。来月からは携帯電話の利用に適しているとされる「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯の商用利用を始め、通信品質のさらなる向上を目指す方針です。

楽天グループは、来年に多額の社債の償還期限が集中していましたが、新たな社債の発行などで分散化しました。楽天は直近の財務リスクについては「解消した」としていますが、今後も財務基盤の強化が課題となります。