魚のトリチウム濃度、26日午後4時ごろ公表へ 名物のヒラメを優先的に検査、水産庁
福島第一原発の処理水が放出されたことを受け初めて行われる、周辺海域に生息する魚のトリチウム濃度の検査結果が、26日午後4時ごろ公表される予定です。
福島第一原発のALPS処理水放出によって、周辺の海産物への風評被害を防ぐことを目的に、水産庁では放出から1か月程度、原則として毎日、魚のトリチウム濃度を分析する予定です。
放出後初めての検査となるのは、放出場所から、およそ5キロの海域で25日朝に採取された、全長50センチほどのヒラメとホウボウ各1匹です。検査する魚の種類は特に定めておらず、その日にとれた魚を検査しますが、福島沖ではヒラメが名物とされていることから、網にヒラメがかかった場合には、優先的に検査をするとしています。
検査結果は26日午後4時ごろ、水産庁のホームページ上で発表される予定です。