次世代半導体の研究開発拠点を設立 “量産基盤”の構築へ 経産省
経済産業省は19日、次世代半導体を量産するための研究開発拠点を設立しました。11月に設立された「Rapidus」と両輪で、次世代半導体の量産基盤を構築していく考えです。
西村経産相「半導体デジタル産業戦略に基づく取り組みは着実に実を結びつつあると。ここで歩みを止めるわけにはいきません」
経産省が19日に設立したのは、次世代半導体の研究開発拠点「LSTC(=技術研究組合最先端半導体技術センター)」です。
次世代半導体は、台湾のTSMCや韓国のサムスンなどが研究開発でリードしています。一方で、日本にはこれまで研究開発する機関がなく、遅れが指摘されていました。
経産省は、LSTCと、トヨタやソニーなど国内企業8社が出資して11月に設立された「Rapidus」を両輪として、次世代半導体を研究・開発・生産する量産基盤を構築していく考えです。