今年生まれの赤ちゃん 名前ランキング発表 危機感の高まりで…『凪』急上昇
今年生まれた赤ちゃんに付けられた名前のランキングが発表されました。ウクライナ情勢や自然災害の頻発などを受け、危機感が高まる中で、男の子の名前の第一位に使われた漢字は『凪』でした。
2022年生まれのこども、男女あわせておよそ1万8000人の名前を調査した結果、男の子に一番多く付けられた名前の漢字は、風がやんで波が穏やかになることを意味する『凪』でした。また、草木が茂ることを意味する『蒼』も同数トップとなりました。
名前の読み方は、それぞれ、「ナギ」「ナギサ」「アオイ」「ソウ」「アオ」、です。『凪』の字は去年の45位から初めて首位となり人気が急上昇しました。
一方、女の子で最も人気があった名前は、太陽の「陽」と「葵」の字を組み合わせた『陽葵(ひまり)』でした。「ひなた」「ひな」とも読まれています。2位は『凛(りん)』、3位は 『詩(うた)』となりました。
また、ベスト10には「湊」「蓮」「樹」といった自然にちなんだ名前が入っていて、調査した生命保険会社(明治安田生命)では、「近年の持続可能は社会づくりに向けた自然への関心の高まり」も反映しているのではないかとみています。