約7年ぶりに一時1ユーロ=140円台に 日銀黒田総裁「金融引き締めを行う状況にはまったくない」
円安が進み約7年ぶりに1ユーロ=140円台をつけました。
6日の外国為替市場で円相場は2015年6月以来、約7年ぶりに一時1ユーロ=140円台をつけました。
ECB(=ヨーロッパ中央銀行)が7月にも利上げを開始するとの見通しが広がり、低金利を維持する日本との金利差が意識されたため円を売ってユーロを買う動きが強まりました。
日銀の黒田総裁は6日、あらためて「金融引き締めを行う状況にはまったくありません」と発言するなど、現在の金融緩和策の維持を強調しています。