総務省は、楽天モバイルに建物内でもつながりやすい周波数帯「プラチナバンド」を割り当てることを決めました。

「携帯電話サービスに一番適している」とされる周波数帯“プラチナバンド”をめぐっては、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社が使用していて、楽天モバイルはこれまで、高品質な通信環境を整えるために、プラチナバンドの割り当てを求めてきました。

楽天モバイルは、プラチナバンドの割り当てを申請するのにあたり、2026年度までに単年度で黒字化させることなどを盛り込んだ計画書を提出していました。

この計画書について審議会で諮問を行った上で、総務省は楽天モバイルへのプラチナバンドの割り当てを認定しました。

楽天モバイルは、今回獲得したプラチナバンドによって、ユーザーにより高品質な通信環境を提供できるとしていて、早ければ来年にもサービスを開始したいということです。