あの“あまじょっぱい味”で…定番商品「異色のコラボ」 ファンの世代を広げる狙い
定番商品が、新たなファンの獲得のため“異色のコラボレーション”を試みています。背景には、ファンの世代を広げる狙いがあるようです。
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亀田製菓“定番のおかし”ハッピーターン。ただ、今回の新商品は袋の中に“粉”しか入っていません。実は、小麦粉や食用油などの製造販売を行っている「昭和産業」とコラボした「からあげ粉」なんです。
ハッピーターンといえば、やはり、“あまじょっぱい”粉!
亀田製菓・広報担当 池内知美さん
「あまじょっぱさが生かされていて、お子様と一緒に、お母様も楽しんでいただきたい」
食卓でおなじみの「からあげ」で味を再現することで、今は、おかしをあまり食べていない親世代のファンを増やす狙いがあるということです。
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ファン層を広げるコラボは、おもちゃでも。トミカのミニカーを販売する「タカラトミー」が今回、タッグを組んだのが――
タカラトミー・トミカ事業部 上田陽平係長
「11月にはヤマト運輸株式会社とコラボレートした商品、来月にはサカイ引越センターとコラボレートした商品が発売になります」
街で活躍する身近な乗り物を、ロボットに合体させることができるおもちゃ「トミカヒーローズジョブレイバー特装合体ロボ」を販売します。
30代スタッフが遊んでみると…昔を思い出して夢中に!
タカラトミー・トミカ事業部 上田陽平係長
「いろんなお仕事があって、街で働いているみんなが、誰かを守るヒーローなんだっていうところを、少しでも感じていただければなと」
生活に身近な乗り物をフィーチャーすることで、「親子の会話のきっかけになれば」と話します。
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定番商品の味を、さらに高めるコラボも登場しています。
ベビースターラーメンを販売する「おやつカンパニー」が今回、コラボしたのは、大分県の酒造会社「藤居酒造」です。ベビースターの原材料の「小麦」の味を引き立てるというオリジナル麦焼酎「ベビースター酎」を1日から限定で販売しています。(※600本限定)
おやつカンパニー・マーケティング本部 田中雅洋さん
「ベビースターラーメンは非常に香ばしい味に仕上がっておりまして、それらにしっかりと負けないように、少し香ばしめのブレンドをしていただいている」
コラボをきっかけに、双方の商品の魅力を高めていきたいということです。
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お互いの強みを生かした異業種のコラボも。“健康で快適な生活”をサポートする思いが合致し、「ナチュラルローソン」とフィットネスクラブなどを展開する「ティップネス」が初コラボしました。
かぼちゃやナス、ブロッコリーなどの8種類の野菜をチーズと合わせたカレーや、大豆や高野豆腐などの具材を使って、“健康維持”をテーマにした弁当などの販売を1日から開始しました。
ローソン広報部・田中健吾さん
「食を通じて健康を届けたいという思いが同じであることから、共同開発にいたりました」
定番の商品をコラボすることで新たな価値を生み出す動きは、今後も広がりをみせそうです。