植田総裁、YCCの緩和効果について回答「様々な物価を刺激する動きが起こっていくことが大きい」
日本銀行は金融政策決定会合で、金利を低く抑える大規模な金融緩和策を維持した一方で、長期金利が今より一定程度上がることを容認しました。
為替も株も乱高下するなど市場が動揺する中、今、植田総裁の会見が行われています。
植田総裁はイールドカーブコントロールの緩和効果について問われ、「予想物価上昇率等が上がってきてイールドカーブコントロールの変動幅の0.5を超えて金利が上がろうとするとき、日銀がオペでそれを抑えると実質金利が下がり、それが出発点となって様々な物価を刺激する動きが起こっていくことが大きい」と回答しました。