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大手銀行が住宅ローン金利発表 固定型金利は判断分かれる

2023年4月28日 19:59
大手銀行が住宅ローン金利発表 固定型金利は判断分かれる

大手銀行は、来月から適用する住宅ローン金利を発表しました。固定型の金利は、引き上げと引き下げで判断が分かれました。

固定型住宅ローン金利は、日本銀行が現在低く抑えている長期金利を参考に各行が決めています。

来月からの住宅ローン10年固定型の基準金利について、みずほ銀行は今月よりも0.05ポイント引き上げ3.35%に、三井住友銀行は0.05ポイント引き上げ3.59%にします。一方、三菱UFJ銀行は0.07ポイント引き下げ3.53%にします。

日銀は28日、植田新総裁のもと初めてとなる金融政策決定会合を開き、「大規模な金融緩和策」の維持を決めました。

専門家(三井住友DSアセットマネジメント市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)は「この先しばらくは金融緩和の継続となるので、長期金利は安定的に低い水準で推移し、住宅ローンに関しても大きな変動はないだろう」と分析しています。

一方、日銀が決める短期金利が指標となっている住宅ローンの変動金利は、3行とも今回変更していません。