名古屋市昭和区の「STATION Ai」で、16日に行われたのは、最上階に11月開業したホテル「Minn STATION Ai Nagoya」の内覧会です。

全25室あるホテルの11月の稼働率は85％と好調で、年末年始はほぼ満室だということです。

宿泊代を、1人1泊あたり1万円前後に抑えるためフロントを無人化し、遠隔で対応。客の“手持ち”の交通系ICカードを使ってチェックインし、そのままルームキーとして使えるシステムも導入し、客の利便性の向上やコスト削減に努めたということです。

客の6割がビジネス、残りの4割は観光目的で、人気があるのはキッチンや家電を設置したファミリー向けの客室だということです。

ホテルの運営会社は、春には鶴舞公園の桜が客室から見られるとして、花見のシーズンにも利用してほしいと話していました。