“支援プロジェクト”具体化へ書店経営者らと意見交換 斎藤経産相
斎藤経産相は、先月立ち上げた街の書店への支援プロジェクトを具体化させるため、書店経営者らと意見交換を行いました。
街の書店をめぐっては、本やコミックの電子化が進んだことで全国のおよそ4分の1の自治体で書店が消えるなど、厳しい経営環境となっています。
これに危機感を持った経産省は先月、全国の街の書店を支援するためのプロジェクトチームを立ち上げると発表していました。
意見交換の場で、書店経営者らからは「書店員のリスキリングが非常に大事」という意見や、政府が行う中小企業向けの補助金について「活用するのにハードルがある」などの意見が出されました。
これに対し斎藤経産相は「本を愛する人たちみんなで盛り上げていきたい」として、「制度に改善の余地があるならば直していく」などと述べました。