鳥インフルエンザ“ニワトリ処分”過去最多に…今シーズン1000万羽超
鳥インフルエンザが記録的なペースで発生しています。今シーズンのニワトリの処分数は過去最多の1000万羽を超えました。
農林水産省は10日、宮崎県川南町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザに感染したニワトリが確認されたとして、およそ10万羽の処分を発表しました。
国内で感染が確認されたのは今シーズン57例目となり、処分されたニワトリは過去最多の約1008万羽となりました。
一方、卵の価格は「JA全農たまご」によりますと、10日時点の東京での卸売価格がMサイズで1キロあたり260円と、1年前に比べて100円以上高い値をつけています。もともとの餌の価格高騰などによる卵の価格上昇に加え、鳥インフルエンザ拡大の影響も出てきているといいます。