日経平均株価 下落も方向感に乏しい展開
9日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げました。終値はきのうに比べて128円39銭安い3万8073円98銭でした。朝方に日経平均株価の下げ幅は300円を超え、節目の3万8000円を下回る場面もありました。
先月末の日本銀行の金融政策決定会合の「主な意見」が公表されたことなどから、国内債券市場で長期金利が上昇したことを受け、株式市場では売り注文が広がりました。
一方、国内企業の決算で好業績を発表した企業などには買い注文が入りました。日経平均株価の上げ幅は、一時200円を超える場面もあり、東京市場全体として、方向感に乏しい展開となりました。
東証プライムの売買代金は概算で4兆5012億円。売買高は概算で17億146万株。