大手都市ガス4社、3月分料金を公表…東京、大阪、西部の3社値下げ 電力10社「規制料金」は前月から据え置き
大手都市ガス4社が3月分のガス料金を公表し、東京ガス、大阪ガス、西部ガスの3社が値下げします。
大手都市ガス4社が3月のガス料金を公表し、うち東京ガスなど3社が値下げとなります。
例えば、東京ガスの場合、平均的な使用量の家庭で、前の月と比べて160円値下げの6264円。大阪ガスが19円値下げの6814円となります。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けた資源高や、為替相場の円安進行が落ち着いたほか、政府による物価高対策として都市ガスには1立方メートル当たり30円が補助されているため、都市ガスの値上げ傾向に歯止めが掛かった形です。
一方、大手電力10社が3月分の電気料金を公表し、国の認可を受けた「規制料金」プランでは、全ての社で前の月から据え置きとなっています。
例えば東京電力の場合、政府の負担軽減策により2月分から1キロワットアワーあたり7円の補助があり、平均的な使用量の家庭で補助適用前は9126円のところ7306円となり、2月分と同額となっています。