円相場、約1年ぶり一時1ドル150円70銭台まで下落 為替介入への警戒感強まる
円安が一段と進み、円相場が約1年ぶりに一時、1ドル=150円70銭台まで下落しました。
外国為替市場で円相場が、一時1ドル=150円70銭台まで下落し、約1年ぶりの円安ドル高水準となりました。アメリカの高金利が長期化するとの見方が広がる一方、日本では日銀が低金利を誘導する金融緩和策を続けていることから、日米の金利差の拡大が意識され、円売り・ドル買いが強まりました。市場では為替介入への警戒感も強まってます。
一方、アメリカの長期金利の上昇を受け、日本でも26日、長期金利が一時、0.885%まで上昇し、約10年ぶりの高水準となりました。住宅ローンの固定型金利などに影響する可能性があります。
市場では、来週開かれる日銀の会合の議論に関心が高まっています。