「景気ウォッチャー調査」3か月連続の上昇
小売りやサービス業などで働く人に景気の実感を聞く「景気ウォッチャー調査」の4月調査の結果が発表され、景気の現状を示す指数は3か月連続の上昇となりました。
内閣府が11日発表した4月の調査で、景気の現状を示す指数は54.6となり、前の月より1.3ポイント上昇しました。
「物価の上昇が続く中でも、インバウンドは増加する一方」や、「客のマインドが明るくなっており景気回復傾向」など、物価高の影響を懸念しつつも前向きなコメントが増えています。
内閣府は景気の現状について、「持ち直している」とする判断を据え置いています。
また、2~3か月先の景気を示す指数も、前の月から1.6ポイント上がり、5か月連続の上昇となりました。
先行きの判断については「価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている」としています。