日経平均株価「史上最高値」更新 「実感ない」との声も…
日経平均株価が、バブル期の1989年につけた史上最高値を更新しました。
日経平均株価は22日、1989年12月29日に記録した取引時間中の史上最高値3万8957円44銭を上回り、さらに終値の最高値も更新し、3万9098円68銭で取引を終えました。
投資家
「いいんじゃないですかね、景気がもっとよくなればいいんじゃないですかね」
投資家
「それが実体経済とあってるのかと考えるとあまり実感はないかな」
アメリカの株高や日本企業の好調な業績で株価は年明けから上昇を続けていましたが、きょう最高値を更新した決め手はアメリカで発表された半導体大手の好調な決算でした。これによって半導体関連株に多くの買い注文が入り、1日で800円以上株価を押し上げた形です。
今後について、市場では日経平均株価4万円を目指すとの期待も高まる一方、「国内で昨年を上回る賃上げが実現しなければ、外国人投資家が失望し、株価上昇が止まる可能性もある」との声も聞かれました。