ジャパン・アイウェア・ホールディングスが上場 県内の眼鏡関連企業では初 東証スタンダード市場
上場セレモニーに臨む金子社長=16日、東京証券取引所
ジャパン・アイウェア・ホールディングス(鯖江市、金子真也社長)は16日、東京証券取引所のスタンダード市場に新たに上場しました。県内の眼鏡関連企業の上場は初めてです。(11月16日)
同社は眼鏡の企画製造から販売までを手掛ける金子眼鏡とフォーナインズの2つのブランドを持つ持株会社で、2019年に設立し、今年1月期の売上高は107億円、営業利益は22億円に上っています。
金子眼鏡は国内外におよそ80の直営店があり、クラシックなデザインでブランド力を高めています。分業制だった鯖江の眼鏡産地で一貫して内製化を進め、市内に3つある工場では眼鏡の数ある製造工程のうちほとんどを自社で担っています。
2年後に稼働予定の新工場では、機械の自動化やAIも取り入れることにしていて、さらなる眼鏡産業の発展に貢献したいとしています。