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猛暑に対応 最新の農業ハウスが完成 冷気を循環 大玉トマトを安定生産へ

2025年3月27日 5:11
猛暑に対応  最新の農業ハウスが完成 冷気を循環 大玉トマトを安定生産へ
猛暑に対応 最新のハウスが完成 大玉トマトを安定生産へ(27日午前11時坂井市三国町)

坂井市三国町に、冷たい空気を循環させ、夏の猛暑にも対応できる最新の農業ハウスが完成し、大玉トマトの安定供給を目指します。

JA福井県が整備したハウスは間口10メートルで奥行が51メートル。

鉄骨のハウスを9棟つなげたもので、温度管理や水やりなどを自動で行い、大玉トマトを栽培します。

最大の特徴は近年農家を悩ませている夏場の猛暑への対策です。

壁面に水を染み込ませたパネルを設置し、反対側の壁に設置した大型の換気扇から風を送ることで、冷たい空気の流れを作り、ハウスの中が高温になるのを防ぎます。

■ハウスを運営 STARファーム福井 山本文昭代表
「猛暑によってトマトに花が付かないという障害がある 今年も猛暑が続くと思う その中で消費者に安定的にトマトを提供できるようにしたい」

JA福井県では、このハウスで4月から12月の間に169トンを収穫し、大玉トマトの安定供給とブランド化を目指します。

最終更新日:2025年3月27日 10:33
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