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石川県内の約1万4500戸で停電続く 多くの電柱や電線が損傷…復旧作業の妨げに

2024年1月10日 17:00
石川県内の約1万4500戸で停電続く 多くの電柱や電線が損傷…復旧作業の妨げに
能登半島地震から10日目となりますが、石川県内では、いまだ約1万4500戸で停電が続いています。被災地では、電柱や電線の損傷が多く、復旧作業の妨げになっているということです。

北陸電力によりますと、10日午後4時半現在、能登半島北部の輪島市や珠洲市を中心に約1万4500戸で今もなお停電が続いています。

主な原因として、各家庭や施設に電気を運ぶ配電線や電柱に被害が多く、北陸電力によりますと、10日現在、石川県内だけで折れた電柱が約290本、傾いた電柱が約1150本、電線の断線や混線約720か所が確認されているということです。

北陸電力は、東北電力、東京電力、中部電力、関西電力からの応援と合わせて、1000人規模の態勢で復旧作業にあたっているとしています。

一方で、200人以上の被災者が避難している避難所については、道路事情から立ち入り困難な7か所を除き、停電は解消されたということです。