【2024年問題】「運転手の確保が追いつかず」西鉄バス大幅減便 平日600便減らす 最終便は最大1時間早く 3月16日から
西鉄バス3月16日から減便・最終繰り上げ
西鉄は3月16日に路線バスのダイヤを改正すると発表しました。ここ5年で最も大きな減便で、平日は福岡地域を中心におよそ600便が減らされます。
西鉄によりますと、減便の対象となっているのは福岡、北九州、久留米地区の路線バスです。
平日は、福岡地区でこれまでのおよそ4.1%にあたる469便を減便します。また、北九州地区では53便、久留米地区では66便減らし、3つの地区をあわせると588便が減便されます。
このほか、福岡市天神から郊外へ向かう最終バスの時刻が最大で61分早まるなど、都心部を中心に複数の路線で最終バスの時刻が30分以上繰り上がります。
減便の理由について西鉄は、いわゆる「2024年問題」を受けた運転手の確保が追いつかないことや、コロナ禍以降、夜間を中心にバスの利用が落ち込んでいることなどをあげています。
西鉄路線バスのダイヤ改正は3月16日からです。