イギリスの魅力を体感できるイベントが、1日から福岡市のデパートで始まりました。定番グルメや雑貨など、イギリスの逸品が集められ、初日から多くの人でにぎわっています。

開店と同時に大行列ができた、ロンドンの五つ星ホテルが提供する伝統菓子・スコーンに、“イギリス発祥”とされるアフタヌーンティーに欠かせない紅茶。福岡市の博多阪急で開業当時から14年続く「英国フェア」では、過去最多の62の店が現地のグルメや雑貨などを販売しています。

■買い物客
「年に1回必ず来ます。やっぱりわくわくどきどきですかね。」
「スコーンと紅茶、あとフィッシュ＆チップスを食べてきて、パブのビールも飲んできました。ティーバッグの缶も一個一個全部かわいくて魅力的でした。」

ことしの英国フェアのテーマは「私の愛する時間。」です。家族や友人とのティータイムを彩るスイーツや、イギリスの酒場・パブで味わえるグルメなど、仲間と過ごす時間に欠かせない逸品がそろっています。

中でも“パブ飯”として定番のグルメが「フィッシュ＆チップス」です。ことしイギリスのコンテストで最優秀賞を受賞した店のオーナーみずから現地の味を届けます。

■吉村史織アナウンサー
「衣がクリスピーでさくさくで、中のタラの白身がすごくふっくらしています。サワークリームの酸味がありながらも濃厚で、淡泊なタラの白身に合います。」

イギリスの家庭ではパイが日常的に食べられますが、こちらのアップルパイは、イギリス国内で900個以上が集まることしのパイのコンテストで優勝した一品です。

■吉村アナウンサー
「初めての感覚です。中身がとろっと溶ける感じがします。底の方にドライフルーツと、スパイスが利いた感じがしてアクセントになっていて、普通のアップルパイと違う感じがします。」

■博多阪急 英国フェア企画担当・土師剛さん
「英国ライフを感じてもらいたいのと、日本でも『おいしいお茶やスイーツがあるから、みんなでティーパーティーしない？』と、 リアルコミュニケーションを取れるきっかけになれば。」

イギリスの風を感じられる英国フェアは、10月6日まで開かれています。