豪華クルーズ船が4年ぶりに来た 劇場・ウォータースライダー・スカイダイビング体験施設も 博多港
新型コロナ禍で中断していた世界第2位のクルーズ船運航会社が、日本向けのクルーズを4年ぶりに再開しました。豪華な船内のこだわりの最新設備を取材しました。
29日、博多港に寄港した大型クルーズ船『スペクトラム・オブ・ザ・シーズ』が博多港に寄港しました。
■石田旭昇アナウンサー
「こちらがクルーズ船です。見てください、この大きさ。」
船の長さは347メートルです。福岡タワーを横にした長さのおよそ1.5倍で、乗客の定員は4246人です。
■石田アナウンサー
「初めてクルーズ船に乗ったのですが、本当に驚きました。見てください。ズラ ーッとお店が並んでいて、高級感があります。」
この船は世界2位のアメリカのクルーズ会社、ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが運航する船で27日、中国・上海を出発し、4年ぶりに福岡に寄港しました。
船内には、ショッピングエリアのほかに劇場やジム、そしてカジノまであります。
■石田アナウンサー
「こちらが15階、屋上のエリアです。くつろげるスペースもあって、ゆったりとした時間が過ごせます。」
プールや子どもたちが遊べるウオータースライダーもあります。さらに、クルーズ船では初めてだという施設もありました。
■石田アナウンサー
「こちらの大きな筒状の施設、実はこれ、中でスカイダイビングができるんです。」
大海原をバックにスカイダイビングが体験できる施設なんです。
今回のクルーズ船の料金は、中国上海発着の4泊5日の旅で1人およそ11万円からです。
福岡市によりますと、中国発着のクルーズ船はコロナ禍で一時寄港数がゼロまで落ち込んだものの徐々に回復しつつあるということです。