人気女性誌「ハルメク」のリアル店舗が12日オープン ファッションアイテム・メイク用品など130種類が並ぶ 小倉井筒屋
50代以上の女性をターゲットにトップクラスの販売部数を誇る女性誌が12日、北九州市にリアル店舗をオープンさせます。テーマは「年齢を重ねても楽しく生きる」。その魅力とは。
春を感じる洋服に、バッグやスニーカー。北九州市の小倉井筒屋に新たにオープンする店舗が11日、報道陣に公開されました。
店舗の名は「ハルメク おみせ」です。大人の女性に抜群の人気を誇る女性誌「ハルメク」が手がけるリアル店舗なんです。
去年の上半期、女性誌の中で販売部数が最も多く、月におよそ47万人が購読する「ハルメク」。ターゲットは50代以上です。
■ハルメク おみせ 小倉井筒屋店・岩嶋沙代さん
「スキンケアだったり、メイク用品もあります。あとはヘアケアも、白髪染めなどいろいろな物があります。」
店舗には、歯磨きジェルや下着まで130種類の商品が並んでいます。50代からの生き方・暮らしを提案する雑誌どおりの店づくりを意識しています。
■岩嶋さん
「他のパンツにはなかなかないんですけれど、マチになっていてしっかりと履きやすくなっています。ここのマチがあることで動きやすさがあるような形です。」
ファッションアイテムは、50代以上の女性130人の体型を測定してデザインしたものです。
雑誌と違って、手に取って試せるのは店舗ならではです。さらに、こんなサービスも。
■奥村三枝記者
「店内には商品がずらりと並んでいます。足の状態が分かる測定器も準備されています。」
■店員
「ここの足の状態から、足圧、圧力を見ています。赤い所がしっかり圧力がかかっているところで、どこで重心をとっているかというのも分かります。」
足のバランスや正確なサイズを測定することで、ファッション性だけでなく機能的にも自分に合った靴を選ぶことができます。
■岩嶋さん
「50代以降の洋服もそうですし、いろいろなことで悩みを抱えることが年齢的に変わってくる世代だと思うので、たくさん相談してもらって、支えになれるようなお店になったらいいなと思っています。」
福岡県では、大丸福岡天神店に次いで2店舗目となる「ハルメク おみせ小倉井筒屋店」。12日オープンです。