来春卒業予定の留学生対象 福岡市で合同企業説明会 1000人以上が参加
福岡市で11日、来年3月に卒業予定の留学生を対象にした合同の企業説明会が開かれました。これまでで最も多い1000人以上の留学生が参加しました。
福岡市中央区天神で11日、「外国人留学生 就職フェア」が開かれました。
この就職フェアは、福岡労働局が企画した合同の企業説明会で、福岡を中心に九州各県から小売業や宿泊業など31社が集まりました。
対象は、来年3月に大学や専門学校などを卒業予定の留学生で、今回は、これまでで最も多い1000人以上が参加しました。
■ネパール出身の専門学校生
「(就職したい)気持ちがあるのは事務職なんですが いろいろな説明会に行って工場でもいいところもあった」
企業側も積極的に留学生の採用を進めたい考えです。
■福岡県みやま市の製造業の担当者
「(私の会社が)中小企業であるということで人材を採ることが非常に困難です 海外の人に採用を積極的に軸足を移しています」
福岡労働局によりますと、在留資格の制度が拡充され、留学生の就職先の選択肢が広がった一方で、企業から制度が分かりにくいという声も上がっていて、サポートに努めたいとしています。