×

「資さんうどん」関東1号店がオープン "北九州のソウルフード" に行列 2025年は新たに20店舗を出店へ

2024年12月27日 18:57
「資さんうどん」関東1号店がオープン "北九州のソウルフード" に行列 2025年は新たに20店舗を出店へ

北九州市に本店を置く資(すけ)さんうどんが27日、千葉県内に関東1号店をオープンしました。全国進出を目指す北九州のソウルフードが、大きな一歩を踏み出しました。

■東ふきリポーター
「オープンを待つお客さんの長い長い列が、後ろの方までずらっとできています。」

27日午前9時半、千葉県八千代市の資さんうどんの新店舗には、開店30分前からおよそ100人が行列をつくりました。

■訪れた人
(関東に進出すると聞いたときは)めちゃくちゃうれしかったです。」
「大学4年間、北九州に住んでいて、毎週のように資さんうどんに行っていたので、この日を心待ちにしていました。」

資さんうどんは1976年に北九州市で創業し、福岡県を中心に展開してきました。2024年10月、ファミリーレストランなど、およそ3000の店舗網を持つ「すかいらーくホールディングス」の完全子会社となりました。この決断が店舗拡大の“追い風”になると、資さんの佐藤社長は9月のFBSの取材で語っていました。

■資さん・佐藤崇史社長
「全国にお店を広げていく難易度は、数倍も数十倍も高くなっていると思っています。その中で、すかいらーくグループには豊富な経営資源があり、成功確度というか、これから拡大していく中で、全国の皆さんに資さんうどんを味わっていただくためにというところで、やりやすくなっていくと思っています。」

北九州発の「地域チェーン」から「全国チェーン」へ。関東進出1号店として27日オープンしたのが、「資さんうどん八千代店」です。

■訪れた人
「おいしい。」

資さんのうどんは、もちもちした食感の麺に、さば節、昆布などからとった、濃いめのだしが特徴です。この「北九州のソウルフード」に“他ケンミン”さんは。

■訪れた人
「だしの味が関東と違います。あっさりしていておいしい。」
「甘くてやわらかいうどんがおいしいですね。」
「大盛りを頼んだんですけど、すぐに食べ終わっちゃいそうです。」

関東1号店をきっかけに。佐藤社長は全国各地で愛される店を目指しています。

■佐藤社長
「九州も関西も関東も一緒なんですが、一店舗一店舗がお客さまに愛される店になっていく、それがすごく大事だと思っていますので、一杯一杯、一人一人のお客さまに誠心誠意尽くしていきたい。」

現在、九州を中心に74店舗を展開している資さんうどん。2025年には全国で新たにおよそ20店舗の出店を計画しています。

最終更新日:2024年12月27日 18:59
福岡放送のニュース