仮想現実のバス車内で指さし確認 VRを活用した運転手の訓練を西鉄が公開 今年度から導入 福岡
仮想現実のバス車内で指さし確認
西鉄は今年度から導入しているVR、仮想現実の技術を活用したバス運転手の訓練を公開しました。
大野城市にある西鉄バス研修センターで、ゴーグルを装着して安全確認の訓練をするのはバスの運転手です。
見えているのはVR、仮想現実で再現されたバスの車内です。乗客の安全確保のための指さし確認を行うと、確認場所が正しいというサインが出ました。
記者も体験してみました。
■白野寛太記者
「本当にバスに乗っているみたいでした。音声の案内と評価もあって、とても分かりやすかったです。」
西鉄バスでは車内の転倒事故などを防ぐため、発車時の安全確認や基本動作の訓練に力を入れています。
VRを活用した訓練では、運転手の動作の正確さが点数で表示されるため、教官がいなくても訓練の達成度が確認できるということです。
VRを活用した訓練は4月から導入されていて、西鉄はさらなる安全性の向上につなげたいとしています。