【TSMC】第2工場の建設地は第1工場東側の隣接地 菊陽町の会議で報告
台湾の半導体大手、TSMCの第2工場建設が明らかになった菊陽町で9日、町の対応を考える会議が開かれ、第2工場の建設予定地が、第1工場東側の隣接地であることが報告されました。
第2工場の建設予定地を巡っては、4月6日、菊陽町の第1工場を視察した岸田首相と会談したTSMCのシーシー・ウェイCEOが「菊陽町に建設予定」と明かしていました。
第2工場の建設予定地を巡っては、4月6日、菊陽町の第1工場を視察した岸田首相と会談したTSMCのシーシー・ウェイCEOが「菊陽町に建設予定」と明かしていました。
そして9日、菊陽町が開いた会議の中で、第2工場のさらに詳しい予定地が報告されました。
■菊陽町の担当者
「TSMCの子会社のJASMからは、町も有力な場所と考えていた『第1工場の東側で考えている』と伝達を受けています」
町の担当者は、第2工場建設予定地について航空写真で第1工場の東側の隣接地を示しました。
第2工場への投資額は日本円で2兆円を超え、第1工場を上回ります。国からは最大7320億円が助成されます。
第2工場の建設工事は今年末までに始まる予定で、2027年末までの稼働開始を目指しているということです。
町では、渋滞対策として周辺道路の整備促進や通勤バスの拡充のほか、区画整理による町づくりの方向性などを確認しました。