「食べて恩返し」石川の弁当を購入する人も 全国の駅弁当を集めた人気の催し始まる
熊本市の鶴屋百貨店で、全国の駅弁当を集めた催しが始まりました。
肉厚で濃厚なうまみが特徴の花咲蟹に、ほぐしたズワイガニをのせた北海道・釧路駅の「花咲蟹ちらし」(2499円)に、A5ランクの常陸牛のもも肉3枚を乗せ、半熟卵と食べる茨城県水戸駅の「常陸牛すき焼き重ね盛り弁当」(2451円) も今回、初登場です。
24日から熊本市の鶴屋百貨店で始まった「全国有名駅弁当とうまいもの大会」。期間中に100種類以上を味わうことができます。
そして名古屋駅からは、名物の「ひつまぶし弁当」(1780円)。大正11年から駅弁を作り続ける老舗弁当屋の人気商品です。使っているのは、自然に近い形で養殖された愛知県三河一色産のウナギ。その場で焼いて、パリッとした食感で仕上げるのが名古屋式です。
■平井友莉アナウンサー
「現地から直送された駅弁。ずらりと並ぶ中には能登半島地震で被害を受けた石川県金沢駅のものもあります」
するとその直後。石川県の弁当が完売しました。
■購入した人
「石川を応援したいと思って買いに来ました。熊本も助けてもらったので、恩返しをできるだけしたいと思っています」
このイベントは2月13日まで、店を入れ替えながら開催されます。