【日台共同出資】荒尾市に半導体製造装置の部品工場 25年6月操業開始へ
荒尾市に工場を新設するのは、東京に本社があるフィードバック・テクノロジー・ジャパンです。
この会社は半導体製造装置に必要な部品を供給する台湾の企業と日本の企業が共同出資して8月に設立されました。
20日に県庁で行われた立地協定の締結式にはフィードバック・テクノロジー・ジャパンの陳基川代表取締役社長と浅田敏彦荒尾市長、それに木村敬知事が出席し、協定書にサインしました。
新しい工場は荒尾市野原の約1万3000平方メートルの工場跡地を利用し、来年6月の操業開始を目指したいとしています。投資額は約10億円で、再来年までに新たに20人以上の従業員を雇用する予定です。
陳基川社長は「アジアで工場用地を探しましたが、日本の高い技術や半導体産業の集積地としての熊本の将来性が進出の決め手になりました。 ともに発展していきたい」と話しました。