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社会をつなぐ“障害者アート”が受賞 とやまクリエーター大賞

2024年1月26日 19:56
社会をつなぐ“障害者アート”が受賞 とやまクリエーター大賞

富山広告協会の新年交流会が26日富山市で開かれ、優れた広告製作者に贈る「とやまクリエーター大賞」として、障害者アートの活動が表彰されました。

新年交流会には、企業や広告会社などからおよそ240人が出席し、能登半島地震の犠牲者らを悼み黙とうを捧げました。

そして、庵栄伸会長が「被災地に対する国の支援策が示されたが、民間も心と力を合わせ北陸の地域復興に努力していきたい」とあいさつしました。

26日は、とやまクリエーター大賞の表彰式も行われ、 高岡市を拠点に障害のある作家たちの芸術活動の振興と支援を行う事業所の「ばーと◎とやま」に記念の盾が贈られました。

代表の米田昌功さんは、日本画家として活動する一方、障害のある作家たちが自発的に生み出す「生の芸術=アール・ブリュット」に着目し、長年、展覧会やワークショップなどを続け、障害者アートで人と社会、企業をつなぐ取り組みが高く評価されました。

ばーと◎とやま 米田昌功代表
「みんなが自然に芸術活動、一般的には無駄なことだったり非生産的な事に夢中になれる社会というのは多分、私はいちばん豊かだと思っているんですよ。こういうアートもあるんだという事はより多くの方に伝えてきて面白いねって笑顔になってくれればきっとつながっていくとは思っているんですけど」

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