トヨタ国内第3の拠点、『トヨタ自動車東日本』入社式 トランプ関税に揺れる自動車業界(宮城・大衡村)
トランプ関税に揺れる自動車業界でも、入社式です。
宮城・大衡村のトヨタ自動車東日本で入社式が行われ、219人の新入社員が社会人して一歩を踏み出しました。
トヨタの国内第3の拠点、トヨタ自動車東日本の入社式は大衡村で行われ、219人の新入社員が参加しました。
この中で、石川洋之社長が「仲間とともにチャレンジし勇猛果敢に行動する皆さんの活躍を楽しみにしています」と、激励の言葉を贈りました。
採用された新入社員の9割近くは東北出身者で、今後1か月ほどの研修を経て宮城県や岩手県の工場などに配属されるということです。
井邊雛理さん
「元々車のデザインに興味があったのですが、東北の地元に復興を目指す素晴らしい会社があるということを高校時代に知り、働きたいと思いました」
佐藤歩さん
「お客様が安心して日々乗れる車を、東北・日本・世界へ発信していけるような仕事を頑張っていきたい」
4月3日には、アメリカのトランプ政権による輸入車に対する25%の追加関税が発動予定です。大衡村の工場で生産している車は主に国内向けで、影響は少ないと見られますが、トヨタ自動車東日本では「状況を注視していく」としています。