<4年ぶりに”増益”へ>生活用品大手メーカー「アイリスオーヤマ」の今年度決算 ”食品や清掃用ロボット”等の売上好調
仙台市に本社を置く生活用品大手メーカー「アイリスオーヤマ」は、食品や清掃用ロボットなどの売上が好調で、今年度グループ全体で4年ぶりに増益の見込みとなった。
9日発表された2024年度のアイリスグループ全体の決算速報によると、売上高は前年度より220億円増えて7760億円。
経常利益は60億円増の380億円で、4年ぶりに増収増益の見込みとなった。
コロナ禍の巣ごもり需要が無くなった反動で、家電やマスク事業の売上が減少したものの、炭酸水やパックごはんなど食品事業の売上増に加え、清掃用ロボットの出荷が好調で増収増益に貢献したとしている。
アイリスオーヤマ・大山晃弘社長
「コロナ明けで、非常にリバウンドに苦しんだが、ここから反転攻勢、2025年も成長できると自信をつけた」
来年度は、緑茶や赤ちゃん用おむつに新規参入し、今年度以上の売り上げを目指すという。
最終更新日:2025年1月9日 20:00