宮城県は防災力向上のため普及を図るデジタル身分証アプリの加入キャンペーンについて、目標とする20万人に届かなかったことから年度内に再び実施する方針を明らかにした。

デジタル身分証アプリポケットサインは、避難所運営の円滑化などのため県が普及を図っていて、1月25日まで登録すると3000円分のデジタルポイントをもらえるキャンペーンを行っていた。


この結果15万人余りが登録し、目標とする20万人には届かなかったことから抽選で外れた約10万人には1月末に3000ポイントが付与される予定だ。

そして、村井知事はさらに加入を増やしていくため年度内に再び抽選でポイントをもらえるキャンペーンなどを実施する考えを示した。

村井知事
「せっかく予算も余裕があるのでもう一回いろいろ考えたい。発表は改めてさせてもらう。できるだけ一人でも多くの方に早く加入していただくことを最優先に考えたい」

具体的な実施内容や期間は今後検討して発表するという。
みやぎポイントは県内のスーパーやドラッグストアなど1272店舗で利用することができる。