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宮城県が就活生に「最大4万円」交通費支給 売り手市場で選び中?10月末時点の大学生内定率は60.7%

2024年12月17日 13:10
宮城県が就活生に「最大4万円」交通費支給 売り手市場で選び中?10月末時点の大学生内定率は60.7%

宮城労働局によると、県内全ての大学などへの調査の結果、2025年3月卒業予定の大学生の就職内定率は60.7%(前年同期比3.5ポイント減少)だった。

短期大学生は52.4%(前年同期比+5.0ポイント)、高等専門学校生は91.6%(前年同期比-1.6ポイント)、専修学校生は54.8%(前年同期比+0.3ポイント)だった。

売り手市場なのになぜ…大学生の10月末時点内定率は6割

大学生への求人数は全国で22万8980人(前年比+34.8%)、宮城県内で2万4370人(前年比+13.5%)といずれも増加している。一方で、10月末時点での大学生内定率が60.7%と前年より低いことについて宮城労働局は、「内定を複数社からもらい、決めかねている」または「さらに良い就職先を求めて就職活動を続けている」学生が多いのではないかとみている。

「県外から宮城に!」県外からの就活生に宮城県が交通費支給

一方、宮城県では、県内への就職促進を図ろうと、県外の学生等が県内への就活を行う際にかかる交通費や宿泊費の補助を行っている。

補助額は県外学生の所在地と県内企業などを往復するためにかかった交通費(公共交通機関)や宿泊費のうち、2分の1に相当する額で、限度額は年度ごとに1人4万円。限度額に達するまで何回でも申請可能だという。

対象となる活動は、県内企業が実施する企業説明会、合同企業説明会、採用試験、インターンシップなど。訪問先企業から全額支給を受けている場合などは対象外。

対象者は、県外にある大学や、大学院、短大、専門学校の学生全学年のほか、卒業後3年以内の第2新卒世代も利用できるという。

申請は「みやぎ移住・交流ガイド」の登録フォームで登録後、訪問先企業から申請書にサインをもらうなど必要事項を記入し、郵送等で受け付けている。

最終更新日:2024年12月17日 13:17
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