稲の「青刈り」最盛期 津山市で早くも正月準備
津山市では早くも正月準備。正月飾り用の稲を収穫する「青刈り」が今年も始まりました。
鮮やかな緑色を帯びた稲が真夏の日差しに輝きます。津山市下田邑の農業、中島昭治さんの田んぼで、穂が出る前の青々とした稲を刈り取る青刈りが、今、最盛期を迎えています。
70センチほどに育った「新千本」という品種の稲が、手押しの稲刈り機で次々に刈り取られます。中島さんは、この稲を使い地元で「作州飾り」と呼ばれる伝統のしめ縄を夫婦で作っています。
(中島千恵子さん)「今まで長い間続けて来たので、伝統を守りたいと思い、これからも出来る限りやっていきたい。」
真夏の正月準備、青刈りは15日頃まで続きます。