廃線から25年 旧新潟交通電車線「かぼちゃ電車」デザインの切手シート販売へ 《新潟》
廃線からことしで25年になる新潟交通電車線の電車、愛称「かぼちゃ電車」がデザインされた切手シートが登場します。
日本郵便信越支社によりますと、地域の特産などを全国へ発信するオリジナルのフレーム切手に「かぼちゃ電車」がデザインされた切手シートが6月20日から販売されます。「かぼちゃ電車」が切手シートになるのは初めてということです。
深緑とオレンジの配色が、かぼちゃを連想させることから「かぼちゃ電車」と呼ばれ親しまれていました。
1933年に開業した新潟交通電車線は、当時の新潟市の白山前駅と燕市の燕駅を結んでいました。
「電鉄」の愛称で親しまれましたが自動車の普及などで利用客が減少。1999年に廃線となり66年の歴史に幕を閉じました。廃線からことしで25年となります。
25年の節目を記念したデザインの切手シートには84円切手が10枚あり、「かぼちゃ電車」の様々な表情がデザインされています。
発行部数は600シート限定で1シート1440円で販売されます。
三条市、見附市、加茂市、燕市、南蒲原郡、西蒲原郡の全郵便局と新潟市、長岡市の一部の郵便局や郵便局のネットショップで取り扱うということです。
(画像提供:日本郵便)