日向灘地震で客足減 県外客向けに宮崎市が宿泊キャンペーン
宮崎市は8月に発生した地震と台風で予約のキャンセルが相次いだ市内の宿泊施設を支援します。
県外客の宿泊代金の最大半額を補助するキャンペーンの予約が始まっています。
宮崎市の宿泊施設では8月に日向灘で発生した地震や台風10号の影響でおよそ4万人の予約のキャンセルが出ました。
大きな打撃を受けたホテルや旅館を支援しようと、宮崎市は来月1日から来年1月末まで、対象の宿泊施設に対象プランで宿泊した県外在住者に対し、1人につき泊まった日数に関係なく宿泊代金の最大半額を補助するキャンペーンを行います。
補助の上限は5000円です。
宮崎市では1万2000人程度の利用を見込んでいます。
宮崎市によると、宿泊客数は回復傾向にあるものの冬場は閑散期となるため、冬場のキャンペーンで夏の書き入れ時の損失を取り戻したいとしています。