6月の倒産件数 件数、負債総額ともに増加
テレビ宮崎
県内の6月の倒産件数は7件で負債総額は24億3700万円となり、件数、負債総額ともに前の月を上回りました。
民間の調査会社東京商工リサーチによりますと6月の負債額1000万円以上の企業倒産件数は前の月に比べ2件増えて7件、負債総額は24億3700万円で21億円余り増えました。
このうち宮崎市の不動産業睦屋商事、建築工事業の睦屋ホーム、それに関係会社の3社が同時に倒産、負債総額は合わせて21億5200万円で10億円を超える大型倒産となりました。
また、宮崎市の飲食店経営「りょう」が1億6000万円の負債を抱えて倒産しています。
今後の見通しについて民間の信用調査会社は「多くの中小企業には円安、物価高、人出不足などが経営にのしかかっており、今後、企業倒産は増える可能性が高い」としています。