JR中央線に“早朝特急” 午前5時40分甲府発 都内への通勤・通学しやすく 山梨
JR東日本は13日、来春のダイヤ改正に伴い、中央線で平日の午前5時40分甲府発、東京行きの臨時特急を運行すると発表しました。現在の始発特急より1時間以上早い運行となり、都内への通勤・通学の利便性向上が期待されます。
JR東日本は13日、来年3月のダイヤ改正を発表しました。それによりますと、平日の早朝に中央線上りで臨時特急「かいじ」を運行。甲府駅を午前5時40分に出発し、新宿駅に7時29分、東京駅に7時45分に到着します。運行開始日は後日、公表するということです。
JR東日本八王子支社 氏森毅 支社長
「山梨方面からの新たな需要をつくるのが狙い。ビジネスや通学での利用者がスケジュールにゆとりをもって、首都圏方面に出かけられる」
早朝の特急増発をめぐっては「中央東線高速化促進・定時性確保広域期成同盟会」や長崎知事がJR東日本に実現を強く要望していました。
また、来春のダイヤ改正では中央線の特急と新幹線などとのアクセスを向上させるため、午後4時15分以降の特急「あずさ」と「かいじ」はすべて東京始発となります。