「コロナ融資の返済が負担」去年の企業倒産48件 前年から倍増 負債総額は93億円 山梨
県内の去年1年間の企業倒産は48件で、前の年から倍増したことが分かりました。
帝国データバンク甲府支店によりますと、去年の企業倒産は48件で前の年から25件増えました。負債総額は93億3200万円で、前の年から60億7000万円の増加です。
倒産の主な要因は不況型の販売不振が39件でした。業種別では製造業が11件で最も多く、次いで小売業が10件、サービス業が9件などとなっています。
帝国データバンク甲府支店は「円安・物価高・人手不足に加えてコロナ融資の返済が負担となっている企業が多く、今後も倒産件数は一進一退で推移するとみられる」としています。
最終更新日:2025年1月10日 18:01