米東海岸の港湾労働者がストライキに突入 物流への影響懸念
アメリカ東海岸の港で働く労働者が1日、ストライキに突入しました。物流への影響が懸念されます。
AP通信などによりますと、アメリカ東海岸の港で働く労働者の組合が賃上げ交渉で経営側と合意できず1日、ストライキに踏み切りました。労働者側が6年間で77%の賃上げを要求したのに対し、経営側は6年間で50%の賃上げを提示していたということです。
ストライキはアメリカ東海岸北端のメーン州からニューヨーク州をへて南部テキサス州にわたる36の港で行われ、対象者は4万5000人にのぼります。
これらの港は全米の海上輸送量の半分を扱っていて、経済損失は1日あたり45億ドル日本円でおよそ6500億円に上る可能性があるということです。
また、ストが数週間にわたり長引いた場合は、インフレや物流の混乱などの影響が懸念されます。
最終更新日:2024年10月2日 0:43