ガザで国境なき医師団の日本人スタッフ3人が退避求める 南部に避難中
イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻が迫る中、国境なき医師団は15日、ガザの日本人スタッフ3人が南部に避難し国外退避を求めていると明らかにしました。
国境なき医師団によりますと、北部ガザ市で活動していた日本人3人を含む外国人スタッフ20数人が、イスラエル軍による24時間以内の退避警告を受けて13日、南部に避難したということです。
日本人職員は、南部ハンユニスにある国連施設に避難しているとみられ、国外への退避を求めているということです。
また、この国連施設にいる現地の広報担当者は音声メッセージを公開し、「およそ1万人が施設に避難してきている」「人びとは階段や廊下、食堂など、いたるところにマットレスや毛布を敷いて寝ている」として、南部の国連施設に避難者が殺到している状況を明かしています。