ウクライナ、東部などで大規模攻勢か「全てで前進」主張
ワグネルの反乱による混乱でロシア軍の士気が低下するとの見方もでるなかウクライナは、東部などで大規模な攻勢をかけ前進したと主張しています。
東部バフムト近郊で撮影されたとされる最新映像には、ウクライナ兵がロシア軍の塹壕に入り激しい戦闘が行われている様子が映っています。
ウクライナのマリャル国防次官は24日、バフムトを含む東部の複数の方面で攻勢をかけ、「全てで前進している」と主張しました。イギリス国防省も25日「ウクライナ軍が東部と南部でここ数日、大規模攻勢をかけている」「過去2週間の経験から学び戦術を洗練させ、重要地域で徐々にではあるが確実に前進をしている」と分析しています。
またアメリカの戦争研究所は今回のワグネルの反乱について「ウクライナにいるロシア軍兵士の士気をほぼ確実に低下させるだろう」としています。